取りあえずASIAの企画から発した話なので「こんな駄文作りましたのこと〜」とTMはASIAに報告をした。
そしたら、例の企画で文才の無さを嘆いていたはずのASIAが↓の駄文を作ったのだった・・・・・
2.所有物デュオの受難の日々
「いて、いて、いてて・・・頼むから、今日はもうやめてくれよぉ〜」
涙声でデュオが懇願する。顔は苦痛と恐怖に歪んでおり、拷問でもされているのかと思われるくらいだ。
「・・・だがまだ小指の第二関節までしか入っていない」
冷静な声にそう返されてデュオは涙を飲むしかない。
一体二人が今何をしているのか。
「デュオを所有する」宣言をしたヒイロは、今までにとにかく経験がないというデュオに突っ込むべく準備段階に入っているのであった。
かといって経験がないということではヒイロも同じである。いきなり入れるのはさすがに無理だろうとの常識を踏まえ、ゼクスに以前指摘されたように「慣らす」段階だ。
そのために一応ヒイロのペニスよりは細い指で慣らす、という手段を取ってはいるのだが、これがなかなか容易でない。
そもそも肛門に受ける一番ポピュラーと思われる器具(?)、浣腸でさえ、デュオは使用した経験がない。そこへいきなり指、というのはさしものガンダムパイロットと言えど抵抗はある。拷問や医療治療とはまたワケが違うこともデュオの恐怖に拍車をかけている。
苦痛や抵抗をやり過ごせればまだ良かったのだが、なんといっても「所有」されることは一応ある程度の快楽をもたらすことになっている(←本から学習した知識)とにかくこの感覚に慣れなければいつでも喜んでヒイロに所有される、というワケにはいかないのだ。
という訳で二人の寝室では、デュオが全裸でベッドに腹這いに横たわり、ヒイロがそこをまじまじと眺めながら指を突っ込んで広げている、というタイヘン情けない情景が毎夜繰り広げられているのである。
だが、いくら細い指とは言え、異物をそこに受け入れるのはなんともおぞましい感触である。その上に経験もないヒイロが、耳から入っただけの知識をもってそこを広げるべく、中で指をぐりぐり動かしたりするものだからもうたまったものではない。初めて指を入れられた時は混乱も手伝って、デュオは半ば失神しそうになったくらいだ。
さすがに数度それを繰り返した後は、少しだけ慣れたようでもう意識を手放すようなことはない。だがいつまでたっても、これが本当にいつか自分に快感をもたらすような事になるのかどうかはデュオには疑問だった。
「でもさぁ〜こないだは第一関節までしか入らなかったんだからよ、進歩ぢゃねえかぁ〜。もう今日はいいんぢゃねえ?」
「そういう訳にはいかん。こんなスピードではいつまでたってもお前を所有できない。まだ続行する」
「・・・うっうっうっ」
デュオは本気で泣きたい気分だった。
まさかヒイロが好きで一緒にいたいというのがこういう意味だとは知らなかった。
だがこれをクリアしなければ、ヒイロに所有してもらえない。
もしヒイロが経験豊富なすけべおやぢであれば、あ〜んなテクニックやこ〜んな技術を使用してあへあへと気持ち良く喘がされながら、気持ち良く所有されることも可能だったかもしれない。
だがここはAVの世界ではない。相手はなんといってもヒイロだ。ただ黙々とひたすらデュオの穴を広げることに専念するばかり。
横目でちらりと見えるヒイロのモノは、指なんかよりも格段に太くて長い。指一本でこんなにタイヘンなのだから、こんなモノを入れたらどうなるか。デュオはだんだん自分が可哀相になってきた。
「・・・こんなにツライんならもう俺、所有なんてされなくってもいいよ〜」
とほほな気持ちを押さえ切れずに、つい弱音を吐いてしまうデュオであった。
「情けない事を言うな。頑張れば必ず入る」
勿論デュオに突っ込む事で頭が一杯のヒイロに、そんな繊細なココロがわかるはずもなく。だがヒイロにしてみれば、デュオが痛かろうが血塗れになろうが今すぐにでも突っ込みたいくらいなのを必死で抑えて、忍耐強く時間をかけて広げてやっているのだ。割とそこらへんに、ヒイロのデュオへの精一杯の譲歩が見て取れないと言えないこともない。
だがデュオにとってはまさに受難の日々。夜が来るのが毎日憂鬱で仕方が無い。だがそれでもヒイロのことが好きなデュオは頑張った。
「お前の為に良いものを買ってきてやったぞ」
ある日いつもの様に夜の練習の時間になると、ヒイロはごそごそと昼間の買い物の袋の中から試験管より一回り大き目のアルミ管を取り出した。
それは個別密封包装された葉巻である。
デュオが以前に見た昔の地球の戦争映画で、兵士が濡れて湿気たりしないよう、アルミ管に入った葉巻を一本ずつ手渡されて戦場に送り出される場面があった。死を覚悟した兵士はその葉巻で最後の一服を楽しむのである。
「・・・良いものってナニ?俺葉巻なんて吸わねーぞ。俺もお前もタバコなんてやんねーのになんでんなもん買ってきたんだよ?」
・・・まさかそれって普通の葉巻ぢゃなくってマリファナみたいな麻薬で、それにうっとりと溺れてる間にヒイロが勝手に広げてくれるのかな・・・それだったらまだ楽かも・・・などと考えているデュオだった。つくづく広げられる苦痛が嫌らしい。
「俺が欲しかったのは中身ではなく外側の入れ物だ」
それだけ言うとヒイロはアルミ管のふたを開けると、中の葉巻をクズカゴへ放り投げた。そしてその指で器用に管を少しだけカーブがつくように曲げる。ちょうど指より太く、ヒイロのペニスよりも細いそのアルミ管はデュオにある考えを彷彿とさせた。
「・・・・それって・・・お前・・・・まさか・・・」
「入れたり出したりしてるからいつまでたっても慣れないんだ。今日の練習の時間はこれを入れて転がっていろ。少しは広がるだろう」
デュオはくらりと目眩がした。こんなものを尻の穴に突っ込んだまま数時間を過ごせというのだ。
俺はここまでしてこいつに所有されたいのか、デュオ・マックスウェル??・・・
という疑問の囁きが頭のどこからか聞こえてくる。だがそんなデュオをよそにヒイロはどこかちょっぴり嬉しげにデュオに服を脱ぐよう促す。
脱力したまま言われたとおりにするデュオ。
俺は本当にここまでして・・・
ぐるぐると同じセリフが頭の中を駆け巡る。
ベッドの上で目の前にデュオの尻を掲げさせると、ヒイロはまるで救急隊員のような早業でぐるりとそのアルミ管を穴にねじ込んだ。
「・・・うっ!!」
一瞬の早業で挿入の痛みこそ少なかったが、その冷たい金属の感触とそんなものを入れられている情けなさでデュオの目に涙が浮かぶ。
入ってしまえば指と違って動いたりしない分楽は楽であったが、素っ裸の上に尻に金属の管を突っ込まれてはなすすべもない。
「・・・これぢゃ俺なんにもできねーぢゃね〜かよ〜まさかただここに横になってろっていうわけ〜?」
「退屈ならテレビでも見ていろ」
「テレビぃ〜?てめー・・・」
「お前の為だ、ガマンしろ、デュオ」
そう言うとヒイロがそっとデュオの額に口付ける。その普段見せないような優しいぬくもりに、デュオはかっと顔が熱くなった。口の中でもごもごと言いながらも、結局丸め込まれてしまうのだ。
「リモコン取ってくれよ〜」
「ここだ」
「なんか喉乾いた〜飲み物持ってきてくれねえ〜?」
「待っていろ、取ってきてやる」
ヒイロが台所へと消えていく。デュオは真っ裸で尻にアルミ管を突っ込まれたままベッドの上で毛布にくるまる。
いつか・・いつかきっと十分に慣れて気持ち良く所有される日が来るだろう。来る・・・はずだ・・・・来て欲しい・・・そうでなければこんな格好までさせられて報われないというものだ。上に乗っかる側は楽でいいよな・・・。
もしデュオにもっと知識があればヒイロを上手く丸め込むこともできただろう。いや、それよりも本当は余計な知識をヒイロに吹き込んだゼクスが悪いのだ。だが何も知らないデュオはテレビに集中しようとするばかりだ。
尻に入った異物の感触を忘れようとしながら。
頑張れデュオ!ホンモノのヒイロ様を突っ込まれる日はもうすぐそこだ!
おわり