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ヒイロのエロびでお 2 |
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3.任務完了
事実はこうだった。
あの作成されたビデオは、もちろん一般顧客にも販売されていたが一部の特別顧客には別な意味で配布されている物で、その一部の顧客がオークションの形でビデオに出演している少年たちを買うのだ。それはひと晩限りではなくて、買われた少年たちは顧客が飽きるまで、新しい少年を買うまで異常な性欲のはけ口として所有されていたのだ。
殺されたのは、所有されるのを拒否した少年や飽きて捨てられた少年や逃亡を計った少年たちだった。
しかしビデオ作成会社を隠れ蓑にしていた人身売買組織も、ヒイロの捨て身の活躍で壊滅状態に追い込まれ、事件は解決したのであった。が、詳しいことはビデオとは無関係なのでここでの説明はしないことにしよう(激爆)
4.びでお鑑賞
その日デュオ・マックスウェルは任務を終えて結果報告のために彼の上司の元を訪れていた。
「・・・・ってわけで、任務は無事に完了だ」
「それはご苦労さま。これほどの短時間で完了するなんて、さすがデュオね、ふふふ・・・・」
そう云って笑った上司ASIAを見てデュオは背筋にナニか冷たいモノが走るのを感じた。この笑顔は、何かよからぬ陰謀を企てているときのソレだ。
スイーパー・グループにユニークな人材多しと言えども、どうしてこの目の前のいつものほほんとしている上司に要職が勤まっているのかデュオにはわからない。
デュオはヒイロと違って自分の周囲の人間関係に割と気を配るほうなのだが、どうもASIAは一応自分の身を気遣ってくれている節がある。最近になって自分に振られてくる任務の数々が、確かにイロモノとはいえ以前とは違って一応他人の血で手を汚さずに済むような任務ばかりである事にデュオは気がついていた。しかもどうやって裏から 手を回したものか、ヒイロと組まざるを得ないような任務も多い。
デュオは耳が早いから、ASIAがプリベンター幹部であるヒイロの上司TMとも交流がある事は知っている。だからやはりASIAとTMは手を組んでいると考えたほうが良いのだろう。
しかしスイーパーズとプリベンターという巨大な組織の要職に着いている者がそん な私的な理由で任務を振って良いものなのだろうか。
「プリベンターのTMの名前は聞いたことがあるでしょ?」
いきなりその名を切り出されて、ついぼんやりと思考を他所へ飛ばしていたデュオは驚いた。
「実はね、プリベンターコロニー代表会議にTMが出席しているのよ」
「・・・・・・そいつはひょっとして、それについてヒイロが来てるってことか?」
あの手この手で巧妙にヒイロを絡め取る老獪なTMと違い、ASIAはいつでも単刀直入だ。実にズケズケものを言う。本当の事さえ言えば良いと思っているらしい。だからデュオも遠慮無くそれに答えるのが常だ。
「残念だけどね、今回ヒイロは来てないの。だけどねえ、今回イイものが手に入ったから、一緒に見ない?」
「・・・・・・イイもの??」
「ホラ前回の任務でアナタにはかなり辛い思いをさせてしまった様だから、せっかくだからアナタにも見せてあげようかと思って。」
「???」
デュオはますます混乱した。
確かに前回振られた任務でデュオはヒドイ目に合わされた。どうやらASIAにはその情報が入っていた様で、あの後しばらくASIAからは、当たり障りの無い任務ばかりが回ってくるようになったのは確かだ。
だが、それとTMが持ってきたらしいイイものと一体何の関係があるのだろう?
「ま、わりぃけど、ヒイロが来てないんだったら俺、用は済んだしもう帰るからサ〜。」
イイものとやらには興味は無いし、とにかくヒイロ本人が来ていないのならば上司に会っても仕方が無い。
デュオはニッコリ笑ってパタパタと手を振って見せると、きびすを返そうとした。
「まあまあそう言わずにこれを見てよ。」
ASIAがそう言って引き出しから出して見せたものはどう見てもビデオディスクだ。しかもぱっと見にもそのケバケバしいタイトルの色からして怪しげなイロモノビデ>オだとわかる。
「げっ、ジョーダンぢゃねえよ〜アダルトビデオなんて興味ねえぞっ」
勿論半分は強がりである(笑)
デュオと言えど、正常に発育した男、興味が無い訳はない。
しかし自分の上司と一緒に仲良くアダルトビデオを見るなんて自虐的な趣味は勿論デュオにはなかった。
「ウソツキねぇ〜。せっかくTMがわざわざ地球から持ってきてくれた貴重な証拠品なんだから、せめて表紙くらい見てみたら?」
何故か妙にいつもより押しの強いASIAに疑問を覚えながらも、差し出されたディスクをちらりと見る。
そしてその途端視線が凍り付いた。
その表紙には忘れようと思っても忘れられるはずのない人物が写っていたのだ。
「・・・・・・・・・・・・」
どう見ても、すかして見ても、裏返して見ても、それはヒイロだった。
「・・・・・・・・・・・・」
手にしたディスクの表紙の中でヒイロが白いシャツを脱ぎながらその滑らかな背をさらしている。いや、背ばかりではない。デュオのダイスキな(笑)腰の線、おまけにほんの僅かではあるが、その先の尻の線もシャツの下から少ぅし見え隠れしているではないか。
「・・・・・・・・・・・・」
潔く見せている裸体ばかりではない、デュオはそのいかにも誘っているような淫猥な視線に硬直していた。
ヒイロがこんな目をするのは特別な時でしかない。デュオと二人っきりでいる時に向けてくるあの飢えた獣の様な目がデュオの脳裏に焼き付いていた。
「これってサ〜TMが今回地球から持ってきた証拠品なんだけど、脱いでから抜くまでビデオなんですってよぉ〜。せっかくだから一緒に見ましょうよ。」
「・・・・・・・・・・・・」
(・・・・・・脱いでから抜くまで?)
なんとなくハメられた様な(いつもの事だが・・・・笑)気もするが、とにかくデュオの頭の中は既にヒイロがあ〜んな事やこ〜んな事をしている情景で一杯だ。
身体の芯が少しだけ熱くなった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・見る。」
自分の頭の中の妄想に耳まで赤くなりながら、デュオはか細い声で言った。
・・・・・・ハッキリ言ってマズイ。
写真の視線だけでここまで欲情してしまっているのに、この上ビデオなんか見たらどうなるか・・・・・・。だがこれはどうしても見ないワケには行かない。
「やっぱりねぇ〜。それじゃ、519へ行きましょうか。」
何もかもお見通しなのか、嬉しそうにASIAが言う。執務室519には証拠品検索の為の視聴覚用器材が備えつけてあるのだが、ASIAの専用だから邪魔は入らないというわけだ。普段職務がヒマな時に一体何を見ているのやら怪しいものである。
どこかウキウキしているASIAについて部屋を出ると、廊下をひょこひょことTMが歩いて来るのに出会った。確かコロニー会議は昼間終わったはずだが、会議の名札をつけたままうろうろしているので面識こそ無くてもデュオには一発でわかった。どこかヌケているらしい。
しかしその計ったようなタイミング。デュオはますます自分の「TM&ASIAの陰謀」の直感を信じた。
「あら、デュオにASIAぢゃないの、久しぶりねぇ〜」
いかにもわざとらしい挨拶だ。ASIAに至ってはディスクを手渡した時に既に会っているのだから久しぶりも何もないというのに実に白々しい。
「良いところに来たぢゃない、これからヒイロのエロびでおを見に行くんだけど一緒に見ない?」
ASIAは相変わらず言葉を飾るという事をしない上司である。
「アラ!ステキぢゃないの、ワタシも混ぜてよ。上映会ね〜!」
すでにビデオを見ているクセにそう言ってTMはフフフ・・・・・・と不気味に笑って見せた。
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